最後に取り上げるのがスピリチュアルペインです。日本語に訳すと精神的苦痛/霊的苦痛となりますが、前述の精神的苦痛とは少し異なるし、霊的苦痛は意味不明となってしまうので、訳しようがないのでカタカナ表記で直訳しています。死を目前に控えると、人は自分の存在意義について深く悩むことが多く、その心理的ケアが緩和ケアに求められるということです。なんとなく理解できることですが、欧米では病院内に教会があったり、牧師がいることが普通なので、日本人には馴染めない項目なため、個人的には精神的苦痛に含めて解釈したほうがいいと思います。日本の病院内に寺院があったり僧侶がいればわかりやすいかもしれませんね。
2019年12月21日