検診などで胃のポリープを指摘される方は多いかと思います。胃のポリープはたいてい良性なので、検診医から詳しい説明がなく困惑される患者さんを多数拝見します。私のおすすめは、一度内視鏡検査を受けていただき、ポリープの生検とピロリ菌検査を行うことです。生検では組織形といって、ポリープのタイプがわかります。ピロリ菌検査が陽性であれば、以前にも記載したように除菌でポリープが消失する可能性があります。また、どうしても気になる方は内視鏡切除で取り切ることも可能です。
2017年11月20日
2017年11月 6日
潰瘍性大腸炎の難病指定
潰瘍性大腸炎は特定疾患;難病に指定されており、診断された患者さんは申請すると難病医療券がもらえます。所得に応じて月の限度額が設定され、入院歴のある患者さんはたいてい申請しています。潰瘍性大腸炎は特定疾患の中でも最多なので、数年前から重症度に応じて指定を取り消す流れがありましたが、どうやらこの地域でも今年から始まりそうです。重症の患者さんは継続可能ですが、軽症の患者さんは今年で切られるかもしれません。再燃の場合は再申請して受給可能なようです。