今までインフルエンザにかかったことがない、家族全員感染したが自分だけ大丈夫だった、という方にしばしばお会いします。インフルエンザウイルスは感染力が強いため、同居人で発症している人がいればほぼ暴露されているかと思います。おそらくうつらない方は免疫力で初期に抑え込んでいて発症しないのだと思います。
免疫力の高い人:生活リズムのよい、適度に運動する、基礎疾患のない、食生活のよい・・・ であれば予防できるのかもしれませんね。
2018年2月19日
インフルエンザにかからない人
2018年2月 5日
インフルエンザはいつまで休まないといけないか
インフルエンザと診断された患者様は一定期間の休職や登校制限が必要ですが、どれくらい休まないといけないのでしょうか。
一般的には『解熱後48時間経過してから』出勤・登校可能という解釈です。
これはインフルエンザの患者さんを毎日鼻粘膜検査した結果、だいたい解熱してから48時間後に陰性になるという臨床試験から成り立っています。
インフルエンザ感染症の平均的な有熱期間は5日間ですから、それから2日、つまり7日間程度は休みが必要です。A型もB型も同じです。
ただし、解熱するタイミングは患者さんそれぞれ違いますから、こまめに体温を測って対応するのが良いと思います。