インフルエンザと診断された患者様は一定期間の休職や登校制限が必要ですが、どれくらい休まないといけないのでしょうか。
一般的には『解熱後48時間経過してから』出勤・登校可能という解釈です。
これはインフルエンザの患者さんを毎日鼻粘膜検査した結果、だいたい解熱してから48時間後に陰性になるという臨床試験から成り立っています。
インフルエンザ感染症の平均的な有熱期間は5日間ですから、それから2日、つまり7日間程度は休みが必要です。A型もB型も同じです。
ただし、解熱するタイミングは患者さんそれぞれ違いますから、こまめに体温を測って対応するのが良いと思います。
2018年2月 5日