先日、ある患者様の胃内視鏡検査をさせていただきました。
患者様は昨年の検診胃カメラで1cmほどの胃ポリープを指摘され、治療の相談で来院されました。患者様は内視鏡切除を希望されましたが、私は『ピロリ菌感染による炎症性ポリープ』と判断し、ピロリ菌除菌治療をさせていただきました。
そして除菌成功後に胃カメラを行ったところ、ポリープは跡形もなく消えていました。
胃のポリープには様々な組織形態がありますが、この方のように炎症性ポリープ(過形成性ポリープ)は除菌治療で改善が期待できます。胃のポリープは大きくなると出血することもあるため、早めの治療が望ましいと思います。
2016年10月15日
胃のポリープは消える⁉
2016年10月 9日
大腸ポリープ切除
先日、当院で大腸ポリープ切除術を行いました。
上行結腸の1cmほどのポリープで、処置時間は15分程度でスムーズに手術を行いました。
点滴で麻酔薬を使用してからの処置でしたので、患者様は完全に眠っていて苦痛は全くなかったとのことでした。
大腸ポリープは、腺腫性ポリープの場合は癌化の可能性があり、ポリープの段階で内視鏡切除が標準治療です。病院では1泊入院治療となることが多いと思いますが、1cm程度のポリープは日帰り治療も可能です。