最新の機器による低侵襲で精度の高い内視鏡検査を行います

内視鏡検査

「痛そう」「大変そう」「苦しそう」...。胃カメラや大腸カメラにそんなイメージをお持ちの方も多いようです。しかし医療技術の発達に伴い、最近は患者さまの痛みや不快感などを極力排除した内視鏡検査が可能になってきました。当院では最新の内視鏡システムを導入し、極細径カメラの使用により胃も大腸も従来の内視鏡検査よりかなり快適に検査を受けていただくことができます。

また院長は、内視鏡検査および治療のスペシャリストとしても豊富な経験を持ちます。鎮静麻酔や局所麻酔を適切に使い、痛みや不快感など患者さまの負担をできるだけ軽減する検査テクニックの向上にも努めています。

地域で気軽に受けられる、高精度の内視鏡検査
当院の内視鏡システムは、粘膜表層の微細血管などが強調できるNBI(狭帯域光観察)方式で、微細な病変部も見逃さず高精度な内視鏡診断を行うことが可能です。地域のクリニックでありながら、大学病院や専門病院レベルの精度の高い検査を受けられるのが当院の特徴です。

消化器内視鏡専門医
2016年12月に、消化器内視鏡専門医の資格を取得しました。今後も専門的な知識と経験により、スペシャリストとしての治療に努めていきます。

このような方におすすめします

今までに内視鏡検査を受けたことがない方、検査に抵抗や不安のある方はぜひ当院にご相談ください。痛みや不快感をできるだけ軽減した楽な検査を行います。

●胃の内視鏡検査をおすすめする方
・バリウム検査で精密検査が必要と言われた
・胃もたれや胃痛、むかつきなどの症状がある
・のどに違和感がある、ゲップが出やすい
・健康診断で貧血と言われた
・自分や家族にピロリ菌がいると言われた
・食欲が落ちたり体重が減ってきている
・便が黒い
・前回胃の検査を受けてから1年が経った
・40歳以上で今までに一度も胃の検査を受けたことがない
・胃カメラで苦しい思いをしたことのある

●大腸の内視鏡検査をおすすめする方
・大腸がん検診で便潜血腸性となり2次精密検査が必要と言われた
・便秘や下痢を繰り返す
・便が細くなったり血が混じる
・おなかの痛みや張りを感じる
・血縁者に大腸がんの人がいる
・大腸のポリープを指摘されたことがある
・前回大腸の検査を受けてから3年以上経つ
・40歳以上で今までに一度も大腸の検査を受けたことがない

胃の内視鏡検査(胃カメラ)

胃の内視鏡検査最新式の胃カメラで食道・胃・十二指腸の観察を行い、異常があれば組織検査を行います。この検査では胃だけではなく、耳鼻科の喉頭領域、食道から十二指腸まで観察していきますので、広い範囲の消化管と口腔内を観察することができ、逆流性食道炎も診断できます。

当院では、ご希望により経口内視鏡(経口カメラ)、経鼻内視鏡(経鼻カメラ)のどちらでも選択していただけます。経口の場合はのどに麻酔をしますので、苦痛はほとんど感じないという方が多くなっています。経鼻カメラの場合はさらに細く、苦痛なく検査ができます。

【よくあるご質問】バリウム検査と胃カメラどっちがいいの?
従来、胃の検査は胃透視検査(バリウム検査)が一般的でしたが、胃透視検査では早期の小さい病変を見つけられないことが多く、胃の内視鏡検査(胃カメラ)の方が精度の高い検査結果が得られることがわかっています。

さらに胃の内視鏡検査(胃カメラ)は先端部が細くなり、経鼻カメラも開発されるなど技術が進み、以前より楽に検査が受けられるようになってきたことから、胃透視検査から内視鏡検査に切り替える医療機関が増えてきました。当院では痛みや不快感をできるだけ防ぎ、精度の高い検査ができる内視鏡システムを導入していますので、安心して内視鏡検査を受けていただくことができます。

検査の流れ
1.診察・検査予約

2.検査準備
特にありません。指定された時間までに食事などを終えてください。

3.検査当日
内視鏡検査を受けるための前処理を行います。胃の中をきれいにする水を飲み、経口内視鏡の場合はのどに麻酔をします。経鼻内視鏡の場合は、鼻腔を拡げる薬をスプレーし、鼻腔の局所麻酔を行います。

4.検査
10分程度で終わります。

5.検査後
しばらく休憩していただいてから、診断結果を説明します。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

大腸内視鏡検査最新式の大腸カメラで大腸の観察を行い、異常があれば組織検査を行います。便秘や下痢、血便などの症状でお困りの方は一度検査されることをおすすめします。当院では、最新の高画質カメラで屈曲部が多い大腸へもスムーズに挿入することができるので短時間で検査が終わります。また、鎮静麻酔により患者さまはほとんど眠ったような状態で検査を受けていただくことができます。女性の方にも、眠っているうちに終わり、恥ずかしさもなかったと好評です。

大腸がんは、内視鏡検査で早期発見、早期治療できます
男女ともに増加傾向にある大腸がん。がん全体の中でも死亡率が高く、また手術を受けても人工肛門になる場合があることなどから、今現在もっとも気をつけたい病気の一つです。定期的に内視鏡検査を受けていたり、がん検診で大腸の精密検査が必要と言われたら速やかに内視鏡検査を受けると早期に発見でき、低侵襲の内視鏡下手術で除去することができます。

【よくあるご質問】内視鏡検査でポリープが見つかったらどうするの?
大腸の内視鏡検査ではポリープが見つかることがあります。ポリープは放置するとがんになってしまう前がん状態の場合があります。院長は大腸内視鏡治療の経験も豊富ですので、実際に大腸ポリープが見つかった場合、安全にできる領域のポリープは積極的に除去したいと考えています。

一つだけ見つかった場合はその場で除去しますが、ポリープが大きい場合や数多くある場合は、日を改めて内視鏡治療としてポリープ除去を行います。いずれにしても予め患者さまのご希望をお聞きし、インフォームドコンセント(説明と同意)を行い、安全に留意しながら診療を進めますのでご安心ください。

【よくある質問】大腸カメラってホントに痛くないの?
大腸内視鏡(大腸カメラ)は「痛い」「つらい」「恥ずかしい」など受けづらいイメージの強い検査です。大腸は一人ひとり形が異なり、以前に手術を受けた方は癒着していることもあり、胃カメラに比べると大腸カメラは医師の診療技術が問われる分野です。

当院では、高機能の内視鏡システムと院長の豊富な経験を生かした、「つらくない、痛くない大腸カメラ」で、大腸内視鏡検査のイメージを変え、がん予防やがんの早期発見にお役に立ちたいと考えています。

検査の流れ
1.診察・検査予約

2.検査準備
おなかの中をきれいにするために下剤を飲んでいただきます。
腸管洗浄剤を服用し、便を確認します。

3.検査
検査は、鎮静麻酔の時間を含めて、20〜30分程度です。
ただし、腹部の手術などで癒着のある方やポリープの切除を行った場合は、さらに時間がかかることがあります。

4.検査後
検査に用いた薬剤の影響でふらつくこともありますので、回復室で十分に休んでいただいてから、検査結果を説明します。

カウンセリングをおこなっております